当社クライアント企業であるA社(小売業・年商ゼロ)は創業2年目のスタートアップ企業。
SDG’sを重視しており、環境負荷が少なくかつ希少性が高い原材料をベースにした新たな商品を開発中でした。その開発プロセスの中で、シナジー効果がかなり期待される、高い生産技術および開発能力を有するM社と出会いました。トップ会談を何度か行った末、最終的にA社としてM社を買収する方針を固めました。
当社は、M&Aの意思決定をする直前から支援に入り、まずはA社としての中長期での事業戦略および収益計画について、何度もディスカッションを重ねました。加えてM社買収によるシナジー効果を厳しく見定め、A社としてM社の買収が本当に必要かどうかの最終意思決定に向けたサポートをさせていただきました。合わせて買収スキームおよび買収後の統合の進め方についても、A社トップマネジメントおよびM社社長とも十分な議論を重ねて、意思統一を図りました。
同時に、買収に必要な資金調達についても支援を進め、無事買収資金および運転資金について、事業会社からの出資にこぎつけました。その後、デューデリジェンスや意向表明と進み、無事最終合意に至って契約締結完了。
現在はPMIフェーズに入り、様々な観点での統合作業を進めております。